
こんにちは。
毛利まさるです。
今ここにいる意味を考えたことはありませんか?
なんで自分ばかり、こんな目にあうのだろう。
頑張っているつもりなのに評価されない。
望んでいない役割を任され、思い描いていた場所とは違うところに立たされている。
そんなふうに感じた経験はありませんか?
その結果、やる気が少しずつ削られ、「ここにいても意味がないのではないか」と感じてしまったと思います。
しかし、その感情は決して弱さではありません。
むしろ、自分の人生を真剣に考えているからこそ生まれる感覚なのです。
「意味がない」と感じる瞬間の正体
私たちは苦しい状況に置かれると、無意識のうちに「これは間違いだ」と考えてしまいます。
こんな部署にいるのはおかしい。
こんな人間関係に巻き込まれるのは理不尽だ。
もっと別の場所があったはずだ、と。
ですが、ここで一度、視点を変えてみてほしいのです。
「なぜ自分がここにいるのか?」ではなく、
「自分がここにいることには意味があるとしたら?」
この前提に立って考えてみるのです。
意味は後から振り返って見えてくる
人生の多くの出来事は、その瞬間には意味が分かりません。
むしろ、意味が分からないからこそ苦しい。
しかし、後になって振り返ったとき、「あの経験があったから今がある」と気づくことは多いものです。
その渦中にいるときは、視界が狭くなります。
しかし、視界が狭い状態で「意味がない」と結論づけてしまうのは、少し早いかもしれません。
「意味を見出す」という姿勢
強制収容所という極限状態の中で人間の心理を研究した精神科医、ヴィクトール・エミール・フランクル氏は、
「状況を選べなくても、その状況にどう行動するかは選べる」と説きました。
これは、前向きになれと言っているのではありません。
今の苦しさを否定する必要もありません。
ただ、「意味がない」と断定しないという選択肢を持とう、という話なのです。
今ここにいるからこそ得られるもの
あなたが今いる場所には、今のあなたにしか見えない景色があります。
今の立場だからこそ分かる違和感。
今の役割だからこそ感じる疑問。
それらは、未来のあなたにとって重要な材料になる可能性があります。
しかし、その価値はすぐには換金できません。
目に見える成果にもなりにくい。
であるものの、確実に内側に積み上がっていきます。
「意味がある」と信じることの力
意味があると信じることは、現実を美化することではありません。
苦しさが消えるわけでもありません。
しかし、「これは無駄だ」と思いながら過ごす時間と、
「何かを持ち帰ろう」と思いながら過ごす時間では、同じ一日でも重みがまったく違います。
逆に言うと、「意味がない」と決めつけた瞬間、成長の芽を自分で摘んでしまいかねないのです。
答えは今すぐ出さなくていい
今ここにいる意味を、今すぐ言葉にできなくても問題ありません。
無理にポジティブになる必要もありません。
ただ、「意味があるとしたら何だろう」と問いを持ち続ける。
それだけで十分です。
その問いは、時間をかけてあなたの中で熟成され、ある日ふと腑に落ちる形で答えを連れてきます。
今日を生き抜いた自分を認める
今ここにいるという事実は、あなたが今日まで生き抜いてきた証拠です。
迷いながらも、違和感を抱えながらも、その場を投げ出さずに立ち続けている。
それ自体に、すでに意味があります。
ですので、自分を責める必要はありません。
問いを持ち続けているあなたは、もう十分に前に進んでいます。





