なぜ継続できる人は強いのか?

こんにちは。
毛利まさるです。

努力も才能のうち、という言葉を聞いたことはありませんか?

もし今、「自分は努力が続かない」「意志が弱いのかもしれない」と感じているなら、その感覚はとても自然なものです。
実際、多くの人が同じところでつまずいています。

私には、忘れられない経験があります。

とある資格に合格した人に、「どうやって合格したんですか?」と聞いたことがありました。
返ってきた答えはとてもシンプルでした。

「家に帰って寝るまで勉強していました。土日もほぼ勉強です」

特別なテクニックや裏技が出てくるわけでもなく、精神論を語られるわけでもありません。
ただ、時間を投資していた。それだけの話でした。

ここで、一つの疑問が生まれます。
それだけの時間を、毎日集中して使い続けること自体が、そもそも凄いのではないか、という疑問です。

実は、継続できる人の強さの正体は、ここにあります。

継続できる人は「時間をホールドする」

継続できる人は、「やる気が出たらやる」という発想をしていません。
代わりに、「この時間は、これに使う」と決めてしまいます。
たとえば、「毎日この1時間は勉強に使う」と決める。

重要なのは、気分や調子に左右されないことです。
やる気があってもなくても、その時間になったら机に向かう。ただそれだけです。

このとき、本人の中では特別なことをしている感覚はありません。
時間を投資し、その時間をホールドしているだけなのです。

そして、その時間を守り続けることで、ある変化が起きます。

身についたら、時間を置き換えるだけ

一定期間続けると、勉強していた内容が少しずつ身についてきます。
理解できるようになり、成果が見え始める。

ここで多くの人は、「次はもっと頑張ろう」と考えがちであるものの、継続できる人は違います。

彼らは、すでに確保している時間を「別のこと」に置き換えます。
つまり、
「勉強に使っていた1時間を、今度は別の学習や別の挑戦に使う」
それだけなのです。

新たに時間をひねり出す必要はありません。
すでに時間を確保する力と、継続する力が身についているからです。

この置き換えを自然にできるため、結果として「次々と継続できる人」になっていきます。

継続力は才能ではなく、構造である

ここまで読むと、「やっぱり継続できる人は才能がある」と感じるかもしれません。
しかし、実際は少し違います。
継続力は、性格や根性ではなく、構造の問題です。

時間を先に押さえ、淡々と実行し、成果が出たら置き換える。この流れができているかどうかです。
逆に言うと、この構造がないまま努力しようとしても、続かなくて当然なのです。

気合やモチベーションに頼る方法は、どうしても消耗してしまいます。

今日からできる、たった一つのこと

もし今、何かを継続できていないと感じているなら、無理に自分を変えようとする必要はありません。
まずは、「この時間は何に使うか」を一つだけ決めてみてください。

30分でも、1時間でも構いません。
大切なのは、その時間を「気分に関係なく使う」と決めることです。
継続できる人は、特別な人ではありません。

時間の扱い方を、ほんの少し変えただけの人なのです。
そして、その小さな違いが、数ヶ月後、数年後に大きな差となって現れます。

だからこそ、継続できる人は強いのです。