誉めてくれた内容を振り返る

こんにちは。
毛利まさるです。

誉められた瞬間を、流してしまっていないでしょうか

営業として日々数字に追われていると、自分に足りないものばかりが目につくものです。
結果が出ない、評価されない、将来が見えない。そんな状態が続くと、自分には何も強みがないように感じてしまいます。

あなたは、誰かに誉められた言葉を「たまたまだ」「お世辞だ」と受け流してしまっていたのではないでしょうか?
その場では少し嬉しいものの、次の瞬間には忘れてしまう。そんなことを繰り返していたかもしれません。

その結果、自分には何も武器がない、何を軸にキャリアを考えればいいかわからない状態だったと思います。

なぜ誉められた内容が重要なのか

それは、誉められるという行為が「他者の視点で価値が確認された事実」だからです。
自分で思っている長所と、他人が感じた長所は必ずしも一致しません。しかし営業という仕事は、相手にどう伝わったかがすべてです。

たとえば「そのたとえ、わかりやすいね」と言われた経験。
一見すると何気ない一言に見えます。しかしこれは、「あなたの説明は相手の理解を一段引き上げた」という明確な評価です。

意味のない作業を「うな重からうな丼をつくっているようなもの」と表現したことで、相手は一瞬で状況を理解し、思わず笑った。
これは偶然ではありません。情報を構造化し、感情を動かし、理解を促すという営業にとって極めて重要な能力が発揮されています。

ですので、誉められた内容を軽視してはいけないのです。

強みは「自分で作るもの」ではない

多くの人は強みを身につけようとします。資格を取る、知識を増やす、話し方を学ぶ。
もちろんそれらは大切です。しかし、強みの正体はゼロから生み出すものではありません。

すでに発揮していて、すでに誰かに価値として認識されたもの。
それを自覚し、言語化し、再現できるようにすることが強みになります。

おわかりでしょうか?
誉められた言葉とは、他者があなたの価値を見つけてくれた痕跡なのです。

自信がない状態で行動しても前に進めない理由

成績が出ないときほど、「もっと頑張らなければ」と考えがちです。
しかし自分の軸が見えないまま行動しても、不安は消えません。

自信がない状態で行動しても、判断基準がないため迷い続けるためです。
何を伸ばせばいいのか、何を捨てていいのかがわからないからです。

逆に言うと、自分の強みを理解していない限り、キャリアの方向性は定まらないのです。

今日からできる、シンプルな整理

難しいことをする必要はありません。
これまでに誉められた言葉を、思い出せる範囲で書き出してみてください。

・どんな場面だったのか
・何をしたときに言われたのか
・相手はなぜそう感じたのか

それをストックしていくのです。
たとえ一つでも構いません。その一つが、あなたの再現可能な価値になります。

まとめ:誉められた言葉は未来への地図になる

営業成績が伸びないとき、将来が不安なとき、視線はどうしても「足りないもの」に向きます。
しかし前に進むために必要なのは、すでにあるものを正しく認識することです。

誉められた内容を振り返り、言語化し、意識的に使う。
それを積み重ねることで、あなたの行動はブレなくなります。

たとえ小さな一言でも、それは確かな証拠です。
あなたには、すでに価値がある。そこから積み上げていけばいいのです。

焦らなくて大丈夫です。
一歩ずつ、自分の強みを取り戻していきましょう。