こんにちは。
毛利まさるです。
自己啓発本を読んでいると
決まって大きな目標を持て!とか
10年後の自分をイメージしろ
大きな夢が大切だ!
など、とにかく自分の延長上ではないところに
目標設定をすることばかり書かれています。
将来の目標設定や大きな夢については
もはや当たり前のようになっています。
しかし、残念ながら
実際に結果を出せる人は、
ごく一部しかありません。
私は、その原因の1つが
「なんとなく目標を設定している」
ということにあると考えています。
とにかく
大きな目標を立てろ!
10年後はどうなりたい?
と言われても、
そもそも大きな目標なんて想像つきませんし、
10年後なんてだれも想像つきません。
例えば、
ケネディ大統領のアポロ計画や
イーロン・マスク氏の火星移民計画の事例を持ち出して
偉大なリーダーになるためには、偉大な夢が必要である。
ともっともらしいことが書かれております。
ですが、実はこれ因果関係が完全に逆なんです。
偉大なリーダーだから、偉大な夢を描けるのです。
つまり、偉大なリーダーにとっては偉大な夢が現実のように見えているのです。
そこから、実行プランに落とし込んでいくのです。
これを凡人がやろうとしても無理です。
なぜならそもそも
将来の詳細なイメージが
つかめないのです。
詳細なイメージがつめないものは
実現不可能です。
私が営業成績日本一になる前は
日本一がとても大きな目標でした。
ですが、最初はそんなこと
イメージできませんでした。
目の前の契約を取るためには?に集中して
一カ月の売り上げ目標を達成することに集中して
目標予算を達成することに集中してきました。
そのためには
営業の本を何冊も読み、
自己啓発の本を何冊も読み、
人の心理の本も何冊も読み、
その結果、これだけやれば日本一になれないはずがない
と思えたのです。
その後、まもなく日本一になることができました。
ですから、
大きな目標や10年後の目標を設定できないのなら
もしくはなんとなく設定するくらいなら
無理に設定する必要はないです。
そういった人は
そんなことよりも、
目先の仕事に取り組むことを第一優先としてください。
その上で、今の自分の延長よりも
高い目標を設定してください。
そのくり返しの方が
将来の目標よりもよっぽど大切です。