褒められて伸びるタイプを自分でいう人

こんにちは。
毛利まさるです。

「褒められて伸びるタイプです」と自分で公言する人は
意外にも損をしている可能性があります。

一見すると、褒められることでモチベーションを上げ
成長できるという前向きな姿勢に思えます。

しかし、この発言には潜在的な問題点が隠れています。
仕事術を磨く上で、この心理的な傾向を理解し
改善することが必要です。

なぜ「褒められて伸びるタイプ」
と言うことが損になるのでしょうか?

それは、この言葉が暗に
「褒められなければ伸びない」ことを示唆しているからです。

つまり、自分の成長の鍵を他人に預けてしまっているのです。

仕事の現場では、必ずしも褒められる状況ばかりではありません。
むしろ、厳しいフィードバックや、
自己反省によって改善点を見つけていく場面の方が多いと言えます。

そのため、「褒められること」を
基準に成長を図ろうとすると、機会を逃しやすくなるのです。

さらに、他人からの評価を待つという姿勢は
受け身的な行動を引き起こします。

褒められることでしかモチベーションを保てない人は
主体性を欠いてしまいがちです。

仕事術においては、主体性こそが成果を上げる鍵となります。
自分から進んで目標を設定し
行動を起こし、結果を振り返る。
このプロセスを繰り返すことで、自己成長が可能になります。

また、現実的に考えて
いつも褒めてくれる人がいるわけではありません。

特に厳しいビジネスの世界では
成果を求められる場面がほとんどです。

そのため、褒められなくても前進し続ける力が求められます。
「褒められないとやる気が出ない」という状態では
成果を出すどころか、周囲からの信頼を失う可能性もあります。

自分の成長を他人に委ねるのではなく
自律的に成長することが大切です。

そのためには、まず自分のモチベーションの源泉を見直してみましょう。
褒められること以外にも
自分の成長を実感できる方法はたくさんあります。

たとえば、小さな目標を設定して達成感を得る、

自分のスキルが上がっていることを実感する
またはチーム全体の成功に貢献することに喜びを見出す。

こうした自己評価の基準を持つことが、長期的な成長につながります。

仕事術を向上させるためにも
自分の力で進む道を切り開いていきましょう。